上野地域連絡会 防災訓練2025

2025年12月7日、上野地域連絡会 防災訓練を上野小学校にて実施しました。
地域の皆さまのご協力により、参加人数196名と多くの方にご参加いただき、無事に終了いたしました。

今年は消防車やポンプ車の登場に、大喜びする子どもたちの姿が見られました。
豊中市消防局や豊中市上下水道局の皆さまにご協力いただき、子どもたちを中心に多くの参加者が積極的に取り組み、全体を通して楽しみながら学べる訓練となりました。

また、当日は豊中市の長内市長にもご来場いただき、地域防災の重要性について温かいお言葉を頂戴しました。
行政と地域が連携して防災に取り組む意義をあらためて実感する機会となり、今後の地域防災活動に向けた大きな励みとなりました。

以下、「防災講演」と「防災体験」の内容についてご紹介します。

防災アドバイザー 吉田亮一先生による防災講演(体育館)

1.大切なのは「危機感」と「想定以上の備え」

自然災害の相手は地球です。地球は生き物であり、人間の都合には合わせてくれません。
「自分もいつ被災者になるかわからない」という危機感を持つこと、そして災害は避けられないものと考え、共存することを前提に「想定以上の備え」をしておくことの重要性についてお話がありました。

2.まずは家庭で備えること(自助)が大切

【食べる】

  • 飲料水は、1日3Lを目安に、家族人数分を10日分用意する。
  • 食料は、①そのまま食べられるもの、②水だけで調理できるもの、③加熱(お湯)が必要なもの、の3段階で準備する。
  • 食品トレーやラップを活用し、食器の代わりにする。
  • 調理用具(カセットコンロ、鍋、やかん等)も忘れずに準備する。

【衛生・医薬品等】

  • ティッシュ、除菌シート、歯磨き用品、薬類、マスク、災害用トイレ(ペーパー含む)。

【衣類・貴重品】

  • 就寝時は、枕元に着替えと靴を用意する。
  • ヘルメット、軍手、タオル類も準備しておく。

【停電対策】

  • ラジオ、電池、ポータブル電源、ヘッドライトを用意する。
    ※懐中電灯は手が塞がるため、ヘッドライトが望ましい。

【避難先で役立つもの】

  • ブルーシート、ガムテープ、新聞紙、給水容器など。

3.地震時の防災姿勢

重心を低くして姿勢を安定させることで、周囲の状況を確認しやすくなり、適切な避難判断につながります。
日頃から練習して慣れておくことが大切です。

教室では…

机の下にもぐった後、転倒防止のため、4本脚机は対角の脚を持つ。
2本脚タイプの机の場合は、脚の下の方を持つ。

屋外などでは…

ランドセルを背負ったまま、ふたを外してかぶり、しゃがむ。
(頭を守るため、立ち上がった後もふたをかぶったまま行動する)

就寝時は…

手足を踏ん張れる「カエル」のポーズをとる。

防災用品や非常用トイレの展示(体育館)

体育館内には非常用トイレの展示や、上野地域連絡会で備蓄している防災用品の紹介コーナーも設けました。
参加者が実際に手に取って確認できる展示内容に、多くの方が足を止め、熱心に見学されていました。

防災体験(運動場)

豊中市消防局や豊中市水道局の方々の指導のもと、以下の体験を行いました。

最後に

上野地域連絡会では「知ってもらうこと」、そして 「身体で覚えてもらうこと」 を大切にしています。
災害時には、「知っていればよかったと後悔する」「パニック状態でどう行動すればよいかわからない」といった状況に直面することが少なくありません。
そうした事態を少しでも減らすためには、日頃から防災について知り、実際に体験しておくことが重要だと考えています。

上野地域連絡会としては、なるべく多くの地域の皆さまに防災について知っていただき、体験していただくこと、そして、たとえ同じ内容であっても繰り返し発信し続けていくことが大切だと考えています。
被災してから初めて気づき、後悔するようなことがないよう、今後も継続的に取り組んでまいります。

ご参加いただいた皆さま、ならびにご協力いただいた関係者の皆さまに、心より御礼申し上げます。

防災施設見学バスツアーのご案内

上野地域連絡会では、今回の防災訓練で学んだ内容をさらに深め、「知る」「体験する」機会を重ていく取り組みの一環として、防災施設見学バスツアーを実施予定です。
実際の防災施設を見学し、日頃の備えや災害時の対応について理解を深めていただける内容となっています。防災について改めて考えるきっかけとして、どなたでもお気軽にご参加いただけますので、皆さまのご参加をお待ちしております。

バスで行く防災施設見学